フルマラソンの平均タイムは?|男女別の中央値と、サブ3・サブ4の割合

目標別

日本のフルマラソンの完走タイムは、公表されている最も新しい数字(2023年度)で、真ん中の人が男性4時間36分、女性5時間05分です。
3時間切り(サブ3)は男性の4.7%、女性の0.6%(2025年度)、4時間切り(サブ4)は男性の約29%、女性の約13%(2019年)でした。
年代別の平均や中央値は、無料で読める公式の発表には見つかりませんでした。

結論:日本のフルマラソン完走タイム

男性女性集計
完走タイムの中央値4時間36分5時間05分2023年度。完走者 男性255,537人、女性60,918人
完走タイムの平均4時間36分5時間07分2014年度。73大会、完走者313,493人
サブ3の割合4.7%0.6%2025年度。男性12,999人、女性412人
サブ4の割合28.9%12.7%2019年。全体では約26%
中央値に必要な時計のVO2max37.532.9このサイトの換算

中央値は、速い順に並べたときに真ん中の人のタイムです。
速い順で上位半分に入っていれば、中央値より速いことになります。分未満は切り捨てています。
集計の年はそろっていません。新しい年の数字が見つかった項目だけ、新しいものに置き換えています。

中央値は、ここ数年ほとんど変わっていない

中央値男性女性
2022年度4時間35分5時間03分
2023年度4時間36分5時間05分

2014年度の平均(男性4時間36分、女性5時間07分)と比べても、大きな違いはありません。完走者の数は、2025年度が345,268人で、最も多かった2018年度の375,907人に近づいています。

サブ3・サブ4は何%か

男性女性全体
サブ3(2025年度)4.7%0.6%3.9%
サブ3(2023年度)4.4%0.6%3.6%
サブ4(2019年)28.9%12.7%約26%

2025年度のサブ3の全体の割合(3.9%)は、達成者13,411人を完走者345,268人で割って、このサイトで計算したものです。
サブ3.5・サブ4.5・サブ5の割合は、無料で読める公式の発表には見つかりませんでした。

それぞれの目標に必要なGPSウォッチのVO2maxは、サブ3に必要なVO2maxは62.4、サブ4に必要なVO2maxは44.6で計算しています。

年代別:いちばん速いのは40代前半

2022年度の集計では、年齢ごとの平均タイムがいちばん速かったのは、男性が42歳(4時間26分)、女性が43歳(4時間54分)でした。
時計のVO2maxに直すと、男性39.3、女性34.6です。ほかの年代の平均や中央値は、無料で読める公式の発表には載っていませんでした。

自分のタイムが同じ年齢の中で何位かは、RUNNETのフルマラソン1歳刻みランキングで調べられます(ランキングの対象になった大会の記録だけです)。

年齢による差を、世界マスターズ陸上の係数で補正した場合の計算は、マラソンの年齢補正とは?にまとめています。

VO2maxにするとどれくらいか

中央値のタイムを、このサイトのVO2max別の一覧表と同じ計算で、GPSウォッチの表示と同じ尺度のVO2maxに直すと、男性37.5、女性32.9です。
これは「好条件でそのタイムを出すのに必要な値」で、完走者の実際のVO2maxではありません。多くのランナーは、走力の上限より遅いタイムでゴールしていると考えられるためです。
年代別・男女別のVO2maxの平均はVO2maxの平均は?、アメリカとの比較はアメリカのマラソン完走タイムは?にまとめています。

注意点

  • 対象の大会:数字はアールビーズ(雑誌「ランナーズ」の発行元)の「全日本マラソンランキング」によるもので、ランキングの対象になった大会の完走者の記録です。完走できなかった人は含まれません
  • 年度がそろっていない:中央値は2023年度、平均は2014年度、サブ3は2025年度、サブ4は2019年の数字です。2024年度・2025年度の男女別の中央値は、無料で読める公式の発表には載っていませんでした
  • 平均と中央値:遅いランナーが多いと、平均は中央値より遅くなりやすくなります
  • サブ4の割合:RUNNETの記事で紹介された数字で、ランキングの元データは確認できていません
  • 年齢別の数字:「平均タイム」として発表された数字です。全体の値は中央値と同じ値が書かれており、計算方法の詳細は分かりません

初めてのフルマラソンで目標を決めるときはマラソンのエントリーで書く予想タイムは?、自分のタイムからの換算はVDOT計算機を使ってください。

出典

VO2maxへの換算は、Daniels-Gilbertの式(速さと酸素摂取量の関係)とCooperの式(12分間走とVO2maxの関係)によります。

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