フルマラソンの制限時間に間に合う平均ペースは、6時間なら1kmあたり8分31秒(時速7.0km)、7時間なら9分57秒(時速6.0km)です。
どちらもスタートからゴールまで同じペースで進んだ場合の数字で、スタートラインまでの時間や途中の関門は含みません。
結論:制限時間に間に合う平均ペース
| 制限時間 | 1kmあたり | 時速 | 中間点(21.1km) |
|---|---|---|---|
| 5時間 | 7分06秒 | 8.4km | 2時間30分 |
| 5時間30分 | 7分49秒 | 7.6km | 2時間45分 |
| 6時間 | 8分31秒 | 7.0km | 3時間00分 |
| 6時間30分 | 9分14秒 | 6.4km | 3時間15分 |
| 7時間 | 9分57秒 | 6.0km | 3時間30分 |
| 8時間 | 11分22秒 | 5.2km | 4時間00分 |
ペースは制限時間を超えないよう、秒未満を切り捨てています。時速は小数第2位を切り捨てています。
10kmごとの通過タイム
| 地点 | 6時間 | 7時間 |
|---|---|---|
| 10km | 1時間25分19秒 | 1時間39分32秒 |
| 20km | 2時間50分38秒 | 3時間19分04秒 |
| 30km | 4時間15分57秒 | 4時間58分36秒 |
| 40km | 5時間41分16秒 | 6時間38分09秒 |
同じペースで進み、ちょうど制限時間でゴールする場合の通過タイムです。
これより遅れると間に合いません。大会によっては途中に関門(決まった時刻までに通過しないと競技を続けられない地点)があり、関門の時刻のほうが厳しいことがあります。
ほかのペースはマラソン ペース別 通過タイム表で確認できます。
スタートラインまでの時間も制限時間に入る
多くの大会では、制限時間はスタートの号砲から測ります(グロスタイム)。
大きな大会で後ろのブロックからスタートすると、スタートラインを越えるまでの時間も制限時間に含まれます。その分だけ、上の表より速いペースが必要です。
号砲からの時間で測るのか、各自の計測マットからの時間で測るのかは、大会の要項で確認してください。
必要な走力の目安
| 完走タイム | 時計のVO2max | VDOT |
|---|---|---|
| 5時間 | 33.7 | 28.7 |
| 5時間30分 | 29.6 | 25.4 |
| 6時間 | 26.2 | 22.7 |
このサイトのVO2max別の一覧表と同じ計算で、ゴールまで走り続けた場合の値です。
6時間30分以上かかるペースは時速6km台以下になり、計算に使う式が前提とする「走り続ける速さ」から外れるため、数字を出していません。
5時間切りについてはサブ5に必要なVO2maxは33.7にまとめています。
完走率は約9割という集計がある
全国のフルマラソンの完走率を集計した公式の数字は見つかりませんでした。
ランニング情報サイトRUNNALが、国内の主要15大会(2017年11月〜2018年4月)の完走率を集計した紹介記事では、平均91.87%でした。
完走率は、制限時間や気温によって大会ごとに大きく変わります。
注意点
- 同じペースで進めるとは限らない:後半はペースが落ちる人が多く、トイレや給水で止まる時間もかかります。表のペースぎりぎりでは間に合わない可能性があります
- 関門:関門の場所と時刻は大会ごとに違います。要項で確認してください
- 時計のVO2max:好条件で走った場合の理論値です。実際のレースでは、気温や起伏でこれより遅くなります
初めてのフルマラソンで予想タイムを決めるときはマラソンのエントリーで書く予想タイムは?、完走者全体のタイムはフルマラソンの平均タイムは?にまとめています。
出典
- RUNNAL「フルマラソンの全国平均完走率」(主要15大会の平均完走率)
ペースと通過タイムは、制限時間を42.195kmで割ってこのサイトで計算したものです。VO2maxへの換算は、Daniels-Gilbertの式(速さと酸素摂取量の関係)とCooperの式(12分間走とVO2maxの関係)によります。


