GPSウォッチが表示するVO2max(最大酸素摂取量。体重1kgあたり1分間に取り込める酸素の量で、単位はml/kg/分)は、メーカーによって呼び方と見る場所が違います。主要4ブランドの違いを、各社の公式情報をもとにまとめました。
VO2maxという数値そのものの意味や、何が分かって何が分からないのかは、VO2maxとは?何が分かる数値かにまとめています。
結論:ブランド別の呼び方と見る場所
| ブランド | 画面上の呼び方 | 見る場所 |
|---|---|---|
| Apple Watch | 心肺機能 | iPhoneのヘルスケアアプリ(すべてのヘルスケアデータを表示 → 心肺機能) |
| Garmin(ガーミン) | VO2 Max | 時計(数値と色分けされたゲージ) |
| COROS(カロス) | VO2Max | 時計とCOROSアプリ |
| Suunto(スント) | VO2max | Suuntoアプリ。新しい機種は時計でも |
どのブランドも、実際に酸素の量を測っているわけではありません。心拍数と走る速さなどから計算した推定値です。数値は、実験室で測るVO2maxと同じ尺度で表示されます。
ブランド別の詳細
Apple Watch
- 呼び方:心肺機能(VO2max)
- 見る場所:iPhoneのヘルスケアアプリで「すべてのヘルスケアデータを表示」を開き、下へスクロールして「心肺機能」
- 推定される条件:屋外でのウォーキング・ランニング・ハイキング。比較的平坦な場所で、GPSと心拍数が十分に取れていること
- 推定できる範囲:14〜65
Appleのサポートページでは、推定できる範囲は14〜65とされています(2021年に公開された資料では14〜60でした)。65を超える走力の人は、実力より低く表示される可能性があります。2021年の資料で公開されている検証では、実験室での測定値との差は平均1.4、標準偏差は4.7でした。
Garmin(ガーミン)
- 呼び方:VO2 Max
- 推定される条件:最大心拍数の70%以上の強度で、屋外を10分以上走る
- 表示:数値と、レベル別に色分けされたゲージ
COROS(カロス)
- 呼び方:VO2Max
- 推定される条件:最近の屋外ランニングの心拍数やペース
- 関連する指標:ランニングレベル。VO2Maxに加えて、乳酸閾値やランニング効率も含めて算出される別の指標で、VO2Maxと同じものではありません
Suunto(スント)
- 呼び方:VO2max
- 推定される条件:屋外のランニングやウォーキングの心拍数・ペース・動きのデータ
- 見る場所:Suuntoアプリ。新しい機種は時計の進行状況の表示でも見られます
数値が出ない・更新されないとき
4ブランドに共通する条件は、屋外で、心拍数を測りながら、ある程度の強度で運動することです。トレッドミル(ランニングマシン)や、心拍数が上がらないゆっくりした散歩では、推定されないか、更新されにくくなります。
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